irodori 9/29発売

9/29(金)にLimetone Audioのブースター "irodori" の発売が決まりました。

2017年のエフェクタービルダーズ・コンテストでグランプリをいただいた"Pleasant Booster"をさらにブラッシュアップして、製品化。名前とデザインを一新しての販売となります。

ようやくみなさんにお届けできることを、大変嬉しく思います。
デザインは2種類。音は同じです。


今回はビルダー目線で色々と語ってみようと思います。


いきなりですが、ブースターって、難しいんですよね!正直!笑
音が変わらない単なるボリューム装置だとつまらないし、音が変わりすぎるのも良くないし。

僕がLimetone Audioとしてブースターを世の中に出すにあたり、どういうものを出せば皆さんに喜んでいただけるのかという点は、コンテストが終わってから真剣に考えました。
そしてたどり着いた自分なりの答えが以下でした。

「みんな、自分が "好きな楽器" や "好きなアンプ/好みのアンプ" で演奏している。その楽器やアンプの良さを最大限に高めてくれるようなペダルにできないか。そして、その音を聞いて、演奏者がさらにその楽器/アンプのことを好きになる、演奏が楽しいという "気持ち" をブーストしてくれるようなブースターが作れないか。」

これが製品版完成形のイメージでした。

そこから、まずはコンテスト優勝機を数名のプロギタリストさんに目の前で演奏していただき、気になる部分ややりづらいと感じた箇所をどんどん言っていただく、ということをやりました。

そこで指摘いただいた内容ですが、自分としても「ここ、もうちょっとこうした方がいいかなぁ~」とうすうす感じていた点が漏れなく含まれていたり、自分としては気づいていなかった点をフィードバックいただいたりと、様々なご意見をいただきました。

そして、それら点を修正した後、次は自分で掲げた理想のイメージに近づくよう、細かい調整を行いました。
自分の演奏と耳を頼りに、試作機とハンダごて、各種パーツを持ってスタジオへ。様々なアンプ、様々な楽器、音量で何度もテストしました。 

最後の音抜け感と倍音の調整が大変でしたが、最終的には思っていた以上のバランス、仕上がりとなりました。

使い方としては、通常のレベルブースター、ゲインブースターとしての使用ももちろんできるのですが、一番のオススメはペダルボードの前段でかけっぱなしにして、バッファー/音質調整の要としての使用方法です。

ギターの場合、irodoriとマーシャル、irodoriとフェンダー系アンプの組み合わせだけでも、かなりの存在感のある音になります。
アンプの設定にもよりますが、かなり状態の良いマーシャル、あるいはビンテージマーシャルのような張りのあるマーシャルサウンド。フェンダー系アンプは、それこそ定価が1桁違う、ダンブル系アンプのような張りと抜けのあるサウンドに変化します。
ギター本体のボリュームを絞ったサウンドも絶妙です。


まぁ作り手の僕が語っても説得力が無いので、是非楽器店でお手に取って、弾いていただければと思います!

真空管アンプとの相性が良いので、試奏される場合は、JCではなく真空管アンプのほうが、特性がわかりやすいと思います。

上部のスイッチは2モードで、左がmellow、右がvivid。mellowは比較的暖かく、優しく包み込むようなトーン、かつ埋もれないよう芯は残してあります。vividは高域の抜けやスピード感が増し、音にさらに立体感が出ます。お好きな方をセレクトしていただけます。

発売後、どういう反応が来るか、楽しみ半分、ドキドキ半分です。


販売価格:27,500円(税抜き)
東京エフェクター及び都内、大阪の楽器店にて販売予定。