ギタリスト藤岡幹大さん仕様Volペダル

昨日Twitterにて発表しましたが、ギタリスト藤岡幹大さんにLimetone Audioのボリュームペダル(プロ限定の大きい500L)を使用していただけることになり、納品して参りました。


このボリュームペダル、実はスペシャル仕様となっておりまして・・・

何と・・

光ります!それもただ光るのではなく、ボリュームペダル操作に追従して10段階のLEDが順に点灯/消灯します。すなわち、今どれくらいペダルを踏み込んでいるのかが視覚的にわかるようになっています。


このアイデアは藤岡幹大さんご本人からいただきましたオーダーでして、当初ISAOさん経由でお話をいただいた時は、正直「それは無理じゃないか。。」と思いました。まず技術的なハードルが何個か頭に浮かんじゃったんですよね。。「いやいや、それはさすがに個人でやるレベルではないんじゃないか、、」と。

でもその数秒後に浮かんだのが「・・でもそれ、なんか面白そう!!」でした。そして、「藤岡さんのオーダーに何とか応えたい!」とも。


オーダーをいただいたのが確か8月末。そこから準備を始めまして、僕のギターのリペアを担当してくださっているCanary Guitars佐々木さんとアイデアを持ち寄って方式を検討。試作を重ね、何とか約束の期間で仕上げることができました。


音質は通常のLimetone Audioのモディファイと同様。パッシブ回路(電源を使用しない回路。)で構成しています。そして電源はLEDの点灯にのみ使用する形となっています。なので、仮に電源ケーブルを抜いたとしても、LEDは消えますが音は通常版の製品と同様に出ます。



苦労した点としては、「① 音質の確保」「② ノイズ対策」「③ 音量とLEDの同期」でした。


②ですが、LEDはノイズの源となる場合があるため、そのノイズが音声信号に乗らないよう、工夫をしました。


そして③。LEDの点灯/消灯はペダルの稼働幅に合わせるのではなく、聴覚上の音の変化に追随して光るようかなり細かい設定をしています。

BOSSさんおよびそのモディファイ品であるLimetone Audioのボリュームペダルには、つま先、およびかかと位置に若干の遊び(ペダルを稼働させても音量がほぼ変わらない部分)があります。その部分についてはLEDも変化しないよう調整をしてあります。



LED変化の写真、何枚か並べます。(ペダルの角度にもご注目ください。)

このような形で、ペダルの稼働状態に応じてLEDが消灯/点灯します。

※写真はペダルの輝度(明るさ)設定MAXに設定して撮ってしまったので、かなり輝いていますが、実際はここまで眩しくはありません。



既にプロのアーティスト様、スタジオミュージシャンの方々から同様のモディファイのオーダーを何件かいただいておりまして、みなさん「これ、めっちゃ便利!!」と口を揃えて言ってくださっています。

藤岡さん含め、曲中に細かい微調整をする際や、曲のど頭1発目から音量を絞ったりする場合に、「リハーサル時と同様の音量で確実に演奏ができる」ということで、欲しい!ということでした。



・・はい!!!では発表いたします!!

何と!本仕様を搭載したLTV-30L(小さいサイズ、ローインピーダンス仕様)のボリュームペダルを12月上旬より販売いたします!!

※ハイインピーダンス仕様の販売はございません。(細々と理由がございまして。。)

※大きいサイズの一般販売予定は今のところございません。


その代わりといっては何ですが、左足で踏む人用(右側にLED)と右足で踏む人用(左側にLED)の2種類をご用意する予定です!これ重要だと思うんですよね!!



乗り遅れましたが、藤岡さんペダルの逆サイド写真です。

側面に切り換えスイッチがありますが、これでちょっとしたモード変更が可能です。どのようなモード変更かは、いったんお楽しみとさせていただきます。笑 製品化したペダルにも同様のモード変更機能を搭載します。(基本的にはみなさん使わないとは思うのですが、地味にすごい機能です。点滅する!!とかじゃありません。笑)



あーー、、なんか達成感です。。

ほんと10月は、「Volペダル順次製作」&「irodoriリリース・製作」&「100台記念volペダル準備・製作」&「本製品製作」で、予定がカオスでした。。。でも、藤岡さんに喜んでいただけたし、「こういう機能を待っていた!」というありがたいお言葉もいただけたので、本当によかったです。。


みなさんに喜んでいただけるものをお届けできるよう、引き続き頑張りますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。