ジャンクションボックス JCB-4SM 発売

ついに発売となりました。Limetone Audioのジャンクションボックス、JCB-4SM。本来2月下旬発売の予定だったのですが、最後の最後まで色々と拘っていたため少し遅れてしまいました。ですがその分、自信を持ってお届けできる品となりました!


見ての通り、4つの音声信号と1つのmidi信号のスルーとなっており、4Signal+Midiで、JCB-4SMです。

音声信号のジャックはステレオプラグにも対応しており、ラッチ信号によるアンプ等のコントロールにもご利用いただけます。


今回Limetone Audioからジャンクションボックスを出すにあたり、まずどういうものを出すと皆さまに喜んでいただけるかということを考えました。その結果たどり着いた答えは、「音質重視」×「それでいて高すぎない価格設定」でした。


市場で評価いただいているボリュームペダルのノウハウを注ぎ込み、徹底した音質設計をすると共に、出来るだけ高くならないようにする。ということを目標に開発を進めました。

開発秘話的な話は、後日ブログに書かせていただこうと思いますが、中身はこのようになっています。

各ジャックは基板に固定していますが、音声信号部分、およびグランドラインはハンドワイヤリングにて結線しています。

不要なコスト増を抑えるため、midiスルーやラッチ信号のステレオ部分、インプットプラグ抜き差し時のノイズカット用の接地など、音質に影響しない部分は基板側で結線し、重要な部分のみをハンドワイヤリングするという方法をとっています。

そして、このハンドワイヤリングしている部分ですが、かなりのパターンの配線材とハンダの組み合わせを検証しました。あらゆる楽器、アンプ、音色、音量で確認し、また組み替えて確認しを延々と繰り返し行き着きた結果がこのような形となりました。


少しだけ開発の話をすると、本来はグランドライン(長いほうのワイヤー)はハンドワイヤリングする予定はなく、基板上のパターンで接続する予定だったんです。かなり太い基板のパターンを用意して接続したのですが、パッシブ機器ゆえに音への影響が大きく、自分としてOKを出せるクオリティにはどうしても行き着きませんでした。なので、手間はかかりますが、グランドラインについてもハンドワイヤリングすることにしました。

ハンダについても、1つの製品の中で2種類のハンダを使っており、高域の伸びを担当する箇所、ローミッドの存在感と全体の質感を担当する箇所、それぞれの役割を担ってもらうハンダを場所に応じて使い分けています。


ちなみに「ジャンクションボックスという、単に音をスルーする機器でそんなに音が変わるの?!」という方がいらっしゃるかもしれませんが・・変わります!というか、めちゃくちゃ変わります。

ギターやベースからのハイ・インピーダンスの信号(=材質によって音の変化を受けやすい微弱な信号)を受ける可能性のある機材であり、かつ最低でも信号が2回通ります。なので音への影響は非常に大きいです。
(ボードの音がいまいち良くないと相談をいただいた際、まず確認するものの中にジャンクションボックスは必ず入ります。)


JCB-4SMのサウンドの傾向ですが、ハイから
ローまでの全帯域をしっかりとカバーし、現代のサウンドに合うよう、ロー、ミッドの存在感を消さないよう工夫しています。


Limetone Audio製品共通の「ずっと聴いていたくなるような音」というコンセプトに沿った形に仕上がったと思います。

カラーはブラックとグリーンの2種類を用意。音は同じですので気分で選んでいただければと思います。サイズは幅121×奥行き70×高さ46(mm)です。

筐体のシャーシアースはインプットからのみ繋がっており、グランドループの発生を防ぎます。(なので、インプットジャックには、必ずプラグを接続してください。)


単にインアウトで使うも良し、4ケーブルメソッドで接続するも良し、インアウトの他に、スイッチャーの余ったループを接続して、時と場合に応じてエフェクターをアサインできるボードに仕上げても良し、色々な用途に使っていただければと思います!


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